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みきこ

Author:みきこ
福島県いわき市在住
1977年4月3日生 
おひつじ座
♀ A型 

普通の家庭で育ち、お寺に嫁ぐ。

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前回の続き

前回はナレーションと朗読の声の素晴らしさに特化してしまいました。

人生において生まれながらにハンディを持つ者と、中途からハンディを持つようになった者。
東田氏とディレクター氏の間にはその違いがり、後者であるディレクターはハンディがありながら作家として活動する東田さんについて興味があり、そこをどう思うかを深く聞くあまり、彼に不快に思われてしまいます。
そこに、健常者がハンディのあるものをどう見ているかが現れているように感じました。
それは、彼だけではなく、私達にも言えることで、どうしても、才能よりもどのような反弟子を持つものなのか、ということに目が奪われてしまいますね。
例えば、盲目の〇〇、半身まひの〇〇、車いすの〇〇、・・・というように。
ハンディ以外の才能よりも、どうしても献上ではない部分に先に目が行き、そのあとは
「目が見えないのに、すごい」とか、
「半身まひなのに、すばらしい」など。
それはどうしても仕方のないことなのだけれど、東田氏の側から見ると、自閉症で作家の自分、ではなくて、作家としての自分を見て欲しいのだと言います。
なので、ディレクター氏の質問の意味が分からない、と。
自分の重度の自閉症児の父である文学者も彼に尋ねます。
「私の息子には友達ができにくいようだ。どうしたらいいのだろうか?」
東田氏は答えます。
「私にも友達がいません。私は不幸に見えますか?」
息子が自閉症である、ということを受け入れつつも、やはり、心のどこかでは、自分の子供には普通であって欲しい、という親心が現れた部分だと思いました。
この心の隔たりを埋めるのはなかなか簡単なことではないでしょうね、東田氏の著書を翻訳した彼ですら、そう思っているのですから。
それでも、私は思うのです。
やはり、東田氏のような方が発信し続けるのは大切なことだと。
例えば、自閉症の方が突然言葉を発したりするのは、記憶が点状に存在していて、その時思い浮かんだことを口にしてしまうからだ、とか、点から点へと記憶が飛ぶので、筋道立て太話は出来ないのだ、と説明していただけると、とてもよくわかります。
確かに、自分の記憶は言われてみれば、帯状に規則正しく並んでいるイメージだな、とか。
そうやってお互いに理解していけば、完全に分かり合うことは出来なくても、理解しあうことはできるようになるのではないか、と。

この番組を見て、なんというか、彼の心の純粋さに触れ、触れ過ぎて、序盤から涙が止まりませんでした。
とてもいい番組でした。
ぜひ、家族がそろってみることが出来る時間に再放送して欲しいと思っています。

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